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戦姫絶唱シンフォギアAXZ 第1話プレミア上映会 オフィシャルレポート

7月1日より放送開始の『戦姫絶唱シンフォギアAXZ』。アニメ放送直前の6月26日、東京・TOHOシネマズ新宿にて、第1話プレミア上映会が開催された。過去の上映会で最高となる約7000通の応募の中から、約500人の適合者が参加した。

第1話の上映後にはトークショーが開かれ、立花 響役の悠木 碧さん雪音 クリス役の高垣 彩陽さんマリア・カデンツァヴナ・イヴ役の日笠 陽子さんが登壇。司会を風鳴 弦十郎役の石川 英郎さんが務めた。

最初のテーマは、上映された第1話について。
悠木さんは「音と映像の波が押し寄せてきて、その凄さになんだったんだろうってなりました」と、圧倒的な音と映像の驚きを隠せなかった様子。また、「(これまでのシリーズの)第1話はライブで始まるでしょ? でも、ライブではなく、いきなり戦っていて今回はちょっと違うんだなと思いました」という石川さんの発言にもあったように、『AXZ』第1話の戦闘シーンはこれまでにないボリューム感だった。

「昨今、(TVアニメで)ライブをやることは当たり前になってきました。だからこそ、『シンフォギア』は歌で押すんです(笑)。歌いながら戦う作品はほかにないので」(悠木)
「今回の『シンフォギア』は今までよりもパワーアップしていて、第1話は楽曲をフルで歌わせていただいています」(高垣)
「ミュージカルではないですが、歌いながら戦う、アクションしながら歌うというのは『シンフォギア』しかできないはずです」(日笠)

「戦闘をしながら歌う」という『シンフォギア』のもっとも大きな特徴が『AXZ』ではより劇的になったというが、実は収録機材が変わったことも関係しているのだとか。

「『GX』に続き、スタジオさんが新たな機材を用意してくださったんです。そのおかげで、歌っている人とセリフを喋っている人の両方を同時に録ることができるようになりました」(高垣)
「隣で歌っているところで、私は『うおおおお!』って叫んでいます(笑)」(悠木)

マイクにほかの演者の声が入ってしまうため、歌とセリフは別々に収録するのが普通。しかし、『AXZ』からは同時に収録することが可能となり、より臨場感を高められるというのだ。ただ、歌とセリフが絶妙に絡み合う収録は、それはそれで難しいのだという。

「最初は別々に収録するはずだったんです。でも、3人(悠木さん、高垣さん、水樹 奈々さん)が『一緒にやります!』といって。その姿を外から目撃している私たち3人組(日笠さん、南條 愛乃さん、茅野 愛衣さん)ですよ! 『3人で一緒に録りおった。ということは……』と思いました(笑)」(日笠)

そして、第1話に登場したサンジェルマン (寿 美菜子さん)、カリオストロ (蒼井 翔太さん)、プレラーティ (日高 里菜さん)に話題が及ぶと、蒼井さん演じるカリオストロについて「一番女子力があります」と3人が絶賛する場面も。

また、声優業界には「収録現場で歌う『シンフォギア』の現場は大変」という噂があるようで、新しく参加する声優陣はどうしても構えてしまうのだとか。石川さんは「不安がるキャストに、ずっと出演しているみんなが優しく教えてあげていて、みんなが“シンフォギアのベテラン化”してきた」と現場の温かい雰囲気を紹介した。

最後は響のキャラクターソング『負けない愛がここにある』と、響と未来の関係について。悠木さんは「今回の曲も歌に殴られる感じがあります。レコーディングは普段、スポーツドリンクを1本飲みきるかどうかですが、今回は2本半飲みました」と語り、「『シンフォギア』はスポーツ!」という新たな名言も誕生した。

響と未来の関係について、日笠さんは「危機を乗り越えて安定しました」と語り、高垣さんも「旦那を送り出す妻のようだった」と表現し、より深まった2人の絆を「夫婦」と喩える姿が印象的だった。「世界をまたにかけた夫婦げんかを終え、響の放浪癖も落ち着いてすっかりラブラブです」と悠木さんもその関係に大満足のようだった。

続いては、「装者!猛特訓!」のコーナー。
新シリーズの放送を機に、訓練してパワーアップしようという企画で、出題された「○○ノイズ」の倒し方を3人で考えていくというもの。3人は、BOXから引いた「なんでも『かわいい』といっちゃう女子ノイズ」、「ゴリラノイズ」、「上松さんノイズ」という、対応が難しそうな3つのノイズに立ち向かうことに。「女子ノイズ」に対する「よりかわいい女子をあてがう」(悠木)という現実味を帯びた対応が考案されることもあれば、「ゴリラノイズ」には「殴り合ってわかり合う」(悠木)という響らしい回答も。また、「上松さんノイズ」については、日笠さんが「『シンフォギア』の曲と詞を大量発注して部屋に閉じ込める」と提案し、会場から大きな拍手が送られた。

イベントの最後には、高垣さんが歌うエンディングテーマ『Futurism』(8月2日リリース)と、イベントと同日配信のスマホゲーム『戦姫絶唱シンフォギアXD UNLIMITED』が紹介された。

「『Futurism』は、過去は変えられないというテーマに寄り添っています。アニメ盤のジャケットは、毎回私の見たいクリスちゃんを描き下ろしていただいていて、今回も素敵なクリスちゃんを描いていただきました。楽しみにしていてください」(高垣)

そして、放送を心待ちにするファンに4人がメッセージを送った。

「4期に入りました。本当にどんどんパワーアップしています。装者たちが頑張っていますけど、私たち歌わないチームも頑張っておりますので、そちらも楽しみにしていてください。弦十郎も頑張ります!」(石川)

「『シンフォギア』第4期のスタートということで、感無量でございます。マリアとして第2期、第3期と歌い、第4期でも歌ってきて、今期はマリアが成長したと感じられる機会が増えました。皆さんにもマリアの成長を一緒に感じていただけたら嬉しいです」(日笠)

「すでに後半の収録に入っていますが、“これを待っていた!”という展開もあり、本当に“第5期があるんですか?”というくらい出し惜しみをしていません。熱い想いで支えていただき、盛り上がっていただけたらと思います」(高垣)

「『シンフォギア』には理屈やそういうものは関係ないんです。熱くスカッとすることが詰め込まれていて、『シンフォギア』をやっていると考えたら負けだなという気持ちになるんです(笑)。皆さんにも、“考えたら負けだ、心のままに生きよう”と思っていただける『AXZ』ですので、第1話をご覧いただいて熱い気持ちになってください」(悠木)

最後は恒例の「シンフォギア」×「シリーズ名」のコールで締めくくられるはずだったが、その練習と称して「かゆいけど!」×「気持ちいい」という第1話の名シーン(!?)にちなんだコールが登場。会場が暖まったところで、悠木さんの「シンフォギアァァァァァーッ!!」と会場の「AXZ!!」が呼応し、イベントは幕を下ろした。

「戦姫絶唱シンフォギアAXZ」上映会アフタートーク

上映会アフタートーク

「戦姫絶唱シンフォギアAXZ」放送直前!!
2017年6月26日(月)にTOHOシネマズ新宿で行われた「戦姫絶唱シンフォギアAXZ」第1話プレミア上映会終了直後のアフタートーク動画を公開!