Keywords用語解説

反動汚染

#09

賢者の石(ラピス・フィロソフィカス)の力を
愚者の石にて中和させた際に生じたコンバーターユニットへの障害。

抜剣封殺に対抗するため、
ラピス・フィロソフィカスの詳細なデータがないまま、
観測される限りの事象と、そこから導かれる推論の寄せ集めで組み立てた
「対消滅バリアコーティング」は結果を出したものの、
実際の出力数値の誤差や揺らぎが負荷となり、
システムに澱と沈んだ結果、「疑似論理バグ」として堆積、
シンフォギアの機能不全を引き起こしかねない瑕疵を残してしまうのであった。

シンフォギア・システムそのものを破壊してしまうような深刻な瑕疵ではなく、
汚染除去の難易度自体はそれほど高くないものの、
非効率的なオーバーホールとなってしまうため、多くの手間と時間が必要である。

#13

サンジェルマンからもたらされたラピス・フィロソフィカスの情報により、
反動汚染の除去は一気に加速することになった。

神の力に取り込まれた立花 響の救出作戦開始に際しては、
翼、クリス、マリア、調、切歌のコンバーターユニットの汚染除去が完了。

万全の態勢で作戦に臨むという、
あまり類を見ない好条件でバースデイ・パーティは開始されるのであった。

だが、響の救出には成功したものの、
直後に生じた危機また危機の状況に流されるまま、
統制局長アダム・ヴァイスハウプトとの最終決戦へと縺れ込んでしまう。

響のコンバーターだけ、汚染の除去が済んでないという爆弾は、
決着間近という最悪のタイミングで炸裂。
響が身に纏うガングニールを
機能不全の状態(Gungnir_Status Ailment)にしてしまうのであった。

出力の低下から、
グレースケールとなったガングニールは響の身体を拘束する枷でしかなく
身動きの取れない響に向かってアダムの一撃が放たれようとしたその時。

汚染の除去が完了している翼たちは、ギアの外殻をエネルギー化して放出。
不足するガングニールの出力を補うべく外部から供給する。

その機転に窮地を脱する響。

ガングニールはグレースケールのままであったが、
仲間たちの想いは、虹色にゆらめく燐光となって響を支える。
そればかりか、自身の繋ぐ力の応用で、
限定的に仲間たちのギアの能力を束ねて行使する響であった。

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